ごあいさつ
地方から日本の「安全」を世界に誇れるブランドへ
私たちは、小売店舗様の永遠の課題である「盗難」に対し、「なぜ不正行為が起こるのか?」という問いを追求し続けてきました。10年以上にわたり、カメラ映像の分析に膨大な時間を費やし、不正の本質を見極めることに挑んできました。
その探求から生まれたのが、盗難被害を未然に防ぐことに特化した独自のソリューション「あいシェア」です。現在、店舗様の防犯カメラの代理分析を行うサーベイランスセンターを中核とするCIA株式会社として、小売業界に新たな防犯の形を提供しています。
「ゲートウェイ犯罪」の阻止と、日本の安全文化の維持
万引きは、「ゲートウェイ犯罪(犯罪の入り口)」と言われています。ここでの成功体験が、さらに重大な犯罪へのエスカレートを招き、「ひと」の一生を狂わせる結果につながるケースは少なくありません。
私たちは、この犯罪の最初の入り口を徹底的に防ぐことが、より大きな犯罪を食い止め、社会全体の犯罪件数を減らすことにつながると確信しています。進化したITの力を駆使し、日本が世界に誇る「安全な国」というブランドを守り続けることに貢献します。
地方の可能性を拓く、最先端の「人間らしい」ワークスタイルを目指して
私自身、限界集落と呼ばれる農家の出身です。故郷の衰退を目の当たりにし、「地方にこそ、都会に出る必要がないほど魅力的な事業を創り出すべきだ」という強い思いに至りました。
私たちの目指すのは、「人間がすべきこと」を諦めなくて良い働き方です。自分で食料を作り、子育てや介護にしっかり向き合うといった暮らしの営みと、プロフェッショナルな仕事が無理なく両立できる会社であること。当社の地方拠点からITの力で全国を見守る仕事は、まさに時代の最先端を行く、その新しいワークスタイルの基盤です。
私たちは、この事業を足がかりに、**「農業×見守り」「教育×見守り」**といった、地域での暮らしとキャリアを両立させる新しいワークスタイルの実現を目指しています。地方の活力が、日本の「安全」を支える時代を創ります。

